時系列まとめ

!!!おはなしのネタバレを含みます!!!
※文字数の関係から、『時計塔のある広場を中心とした街』を『時計塔の街』と簡略化して記載しています。


外伝の27年前
◆離島の村で、生まれつきの白化個体のためにこもりきりの生活をしていたキャンディ(9歳)が、ピエール(6歳)に連れ出され、幼くして研究に携わり、天才としての頭角を現しはじめる。

外伝の24年前
◆姉と14歳年の離れた妹、ドーリスが誕生する。

外伝の23年前
キャンディ(13歳)のはじめての論文が学会で認められ、一躍話題となる。その後も数多くの論文が評価される。
◆イオ公爵家の末娘かつ四人兄弟の次女として、ワルツが誕生する。

外伝の22年前
ダンテ(27歳)が生まれ故郷である時計塔の街で、当時16歳だったドーリスの姉と結婚。

外伝の21年前
◆研究に携わりはじめたシドが、キャンディ(15歳)とピエール(12歳)と出会う。やがてキャンディシドに恋をし、ピエールシドの死体を欲するようになる。
ベルーゼルシェルの双子兄弟が誕生する。

外伝の18年前
シドの妹、メリーが誕生する。
キャンディ(18歳)が若くして医師免許を取得。研究の傍ら、監察医として活躍しはじめる。

外伝の17年前
ピエール(16歳)の論文が評価されようとした時、彼の自室で大量の動物や人間の死体が発見され、大目玉を喰う。
ピエールは村を追われ、論文は「P.P」というイニシャルを残しお蔵入りとなった。なお、彼は顔と名を変え、他所の街で美術商として悠々と働きはじめる。
◆恋慕のあまりキャンディ(19歳)がシドを殺害し、その心臓を抜き取る。その後、彼の心臓をお菓子に加工し、その役割に相当する動力を体外から体内へ送るという手法で動かす。

外伝の15年前
メリー(3歳)を庇い階段から転落したシドが、念の為にと受けた検査をきっかけに、心臓がないと発覚。シドは貴重な被検体として地下監獄に幽閉され、非人道的な人体実験を受けると同時に、自分の心臓を探し求めるようになる。
ドーリス(9歳)が自殺。
その街で彼女の検死を担当した監察医・キャンディ(21歳)が、"理想のお人形"だと心を奪われたドーリスの死体に、お菓子に加工されたシドの"砂糖菓子の心臓"を埋め込み隠し、魔法少女リボンちゃんを誕生させる。
二人は解剖室から姿を眩ませたが、リボンちゃんの殺戮魔法により、検死に立ち会った助手と看護師が肉片と化し、また左腕を犠牲に肉片を残したキャンディも同様に死亡したとされ、ドーリスの死体は盗まれたと判断された。
なおキャンディ曰く、左腕は切断面に毎日砂糖水をやり続けているとまた生えてきたらしい。
◆幽閉から数カ月後、ついに地下監獄の鎖を引き千切って暴れだしたシドが、メリーを除くすべての村人の心臓を喰らい尽くし、自分の心臓を探しに出かける。
◆貨物船の船長に再就職を果たしていたピエール(18歳)が通りがかった村の様子を危ぶみ立ち寄る。研究資料から事の顛末を知り、一人取り残され泣き叫んでいたメリーから事情を聞いた後、彼女を安全な施設まで送り届けた。
リボンちゃんは睡蓮鉢と呼ばれる村へ"遊びに"行き、キャンディは荒れ地と化した離島の村へ戻ると、村人の死体をチェス駒に加工して遊びながら、自身の研究を続ける。
◆妹の自殺とその死体が消失した事件から、哀しみに暮れ持病が急激に悪化した妻のため、ダンテ(34歳)がドーリスの死体の行方を探りはじめる。

外伝の14年前
ダンテ(35歳)がドーリスの死体の捜査中、死神となったシドに遭遇し、心臓を喰われ瀕死の重傷を負う。
◆ビルの掃除夫をしていたピエール(19歳)が窓から飛び出して行く死神を目撃。
その正体がシドではないかと読んだピエールは、ダンテの死体に手を加え、パーツを補いアヒルの姿で延命させる。
ダンテから死神と接触した時の情報と「妻の妹の死体を追っている」という言葉を聞き、シドを追うため、思惑を伏せたままダンテと手を組む。
◆しかし人間としてのダンテは出血量から死亡扱いとなり、ますます持病が悪化した彼の妻が『消えたドーリスの謎を解いて』という遺言を残し、24歳という若さでついに他界。
両親を失ったベルーゼ(7歳)とルシェル(7歳)は、生きる術を探すため、裏街へと足を踏み入れる。

外伝の13年前
ワルツ(10歳)を含むイオ公爵家の人々と、庭師に雇用されたピエール(20歳)の生活がはじまる。この時ワルツピエールが追う死神という心臓を抉り取る殺人鬼の存在を知る。
やがてピエールはしばしば葉との"見分けがつかず"鳥の頭を剪定していた(実際はダンテのメンテナンスのため)ことが原因で公爵家を追い出され、交響楽団のコントラバス奏者に転職した。
◆新しい体に慣れず本調子でなかったダンテは息子たちの行方を案じるが、アヒルの姿で会うわけにもいかないと断念。ドーリス探しに専念する。
リボンちゃんが睡蓮鉢での"遊び"に飽きて、村人を全員惨殺。それから他の街を転々としては、大量殺人を繰り返す。

外伝の11年前
ピエール(22歳)が車掌に転職。
それに乗じてダンテも各地を回り、ドーリスによく似た殺人鬼・リボンちゃんによる大量殺人の新聞記事を知る。
◆心臓を抉って喰らうことを繰り返していた死神が、心臓を盗む怪盗として各地で噂されはじめる。

外伝の10年前
死神に次いで、リボンちゃんが不思議なチカラを持った猟奇殺人鬼として、都市伝説になる。
その噂話から、死神は自分の心臓がリボンちゃんに埋め込まれていることを感じ取り、彼女を追いはじめる。
メリー(8歳)が死神の噂から、それが自分の兄だと察知。彼を探すため、施設を一人飛び出す。

本編の時間軸(外伝の9年前)
リボンちゃんが時計塔の街に現れはじめる。
ベルーゼ(12歳)が裏街の賭場でディーラーの仕事をはじめ、同時に探偵としての技量と財力の蓄えを開始。

本編の時間軸(外伝の8年前)
リボンちゃんを追って死神も時計塔の街にやってくる。
◆電車の旅に飽きたピエール(25歳)がダンテと共に、リボンちゃんの目撃情報がありダンテの故郷でもある、時計塔の街へやってくる。ダンテリボンちゃんを見て、彼女がドーリス本人であると確信、推理を改める。
なお、ピエールは舞台役者として華々しくデビューを飾るがすぐに飽き、今度は作家としてデビューを果たすと二冊のベストセラーを残した。
ワルツ(15歳)が父方の叔父の一人息子である先代伯爵と書類上の婚姻関係を結ぶが、半年もせず彼は何者かにより惨殺、ワルツが遺産と伯領を相続する。
ルシェル(13歳)がその腕っ節の強さを認められ、裏街を牛耳るマフィアの用心棒として雇われる。

本編の時間軸(外伝の7年前)
◆兄を探していたメリー(11歳)が街へ辿り着き、リボンちゃん死神と遭遇する。
リボンちゃん死神がユメワタリの丘で互いの心臓と脳ミソを喰らい合い、眠りにつく。
◆死刑執行人に転職したピエール(26歳)は、リボンちゃんが消息を絶ったことを知る。

外伝の5年前
ワルツ(18歳)とルシェル(16歳)が秘密の果ての森で出会い、主従関係を結ぶ。
ピエール(28歳)が旅芸人一座の奇術師に転職。再びダンテもそれに乗じ、情報集めの旅に出る。

外伝の4年前
◆探偵としての技量を身に着けたベルーゼ(17歳)が裏街を飛び出し、裏路地に探偵事務所を設立。
仕事の傍ら、母親の"依頼"であるドーリスの謎を追いはじめる。

外伝の2年前
ベルーゼ(19歳)が探偵として有名になる。
◆息子の噂を嗅ぎつけ、再会を決意したダンテと共に、一座を辞めて弁護士に転職していたピエール(31歳)も、時計塔の街へ戻る手筈を整える。

外伝の1年前
ピエール(32歳)が裏路地に喫茶店CIRCOをオープン。
ベルーゼ(20歳)の元にダンテが訪れ、13年ぶりの再会を果たし、ドーリスリボンちゃんが同一人物であることを伝える。以降、ダンテはCIRCOに入り浸りながら、ベルーゼに知恵や情報を提供するようになる。

外伝の時間軸
ベルーゼ(21歳)はリボンちゃんの謎を追う最中、ワルツ(23歳)の依頼をきっかけに、死神の妹であるメリー(18歳)と出会う。
利害の一致から協力し合う二人が、すべての元凶であるキャンディ(36歳)に辿り着く。